月曜日の冷たい雨から一転、23日の祝日は快晴の一日となりました。 日向市の手前に「美々津」という町があります・・・・ 古くから海の交易の拠点としての歴史を刻んできた町です。 また、初代・神武天皇がここから御船出をして大和を平定したと伝えられる、 日向神話の「神武東征説神話」の御船出伝説地としても知られています。 神武天皇は「ここは国を治めるにはどうも西に寄りすぎているようです。東方に青山をめぐらした 美しい国があって、すでにニギハヤノミコトと言う者が国を開きつつあるとか。 そこへ行って、まつりごと(政)をするにふさわしい都をつくりましょう。」 と御船出したそうです・・・これがのちの日本書紀に描かれる「神武東遷」です。 歴史の基礎は、日向美々津の港から始まりました・・・・。 現在は小さな港町ですが、江戸・明治時代の白壁土蔵の町並みが残り 重要伝統的建造物群の保存地区となっています。 日本海軍は天皇が統帥された海軍でもありました。 このことから神武天皇御親率の水軍がはじめて編成され進発した美々津の地を「日本海軍発祥之地」と定め、 紀元二千年六百年記念事業の一環として、昭和17年にこの「碑」が建立されました。 日本が戦争にひた走っていた頃のモニュメントでもあります。 町並みを散策したあと浜にでてみました・・・目の前に蒼々しとた日向灘が広がります。
by littlepan
| 2010-11-24 12:59
| ●宮崎の自然と話題
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