今日はお彼岸・・・「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、
今日の宮崎は24度を超す暖かさ、被災地に分けてあげたい上天気となりました。 お寺では春彼岸会の法要に合わせ、今回の東北関東大震災で亡くなられた方々の 供養も行われました。 法要後には和尚様が禅宗の基本的な考え方である「無常迅速の偈」と「四摂法」を通した 法話があり、見返りを求めないいたわりの気持ちの大切さが説かれました。 ※「無常迅速の偈(むじょうじんそくのげ)」 人間にとって、生死(しょうじ)は誠に大切なこと 人の心は様々なものにとらわれていても、時の流れはいつも同じように速やかに流れ去って行く おのおのがしっかりとこの現実を見つめ無駄に時を過ごしてしまわないよう気をつけるように・・・ ※「四摂法(ししょうぼう)」(布施・愛語・利行・同事) 布施:自分のものが増える事だけを考えていく生き方よりも、有り余る物があったら少しでも 人にあげたいと思う生き方をすること。 愛語:優しい言葉をかける習慣をつける。 「愛語よく迴天のちからあることを学すべきなり、ただ能を賞するのみにあらず」 相手がすぐれている事を褒めるだけが愛語ではなく、相手が困っていたら声をかけるという 優しい言葉というものが、天地をひっくる返すほどの力があるということ。 利行:人の役にたつような行いをすること。 自分のおかれた立場立場や、やれるだけの範囲で人に何かしてあげようと努力する事は、 人の為にもなるし自分のためにもなるということ。 同事:人と協調していく 特に支障がない限りできるだけ周囲の人と同じことを行うこと。 今回の震災に対して国民皆がこうした思いを持って助け合って行きたいものです・・・・
by littlepan
| 2011-03-21 12:40
| ●ひとり言
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